土日祝OK、当日予約OK

鵞足が原因の膝内側の痛み

ぱく痛みとからだの研究所です!

今回ご紹介するのは、変形性膝関節症と診断を受け右膝内側の痛みがあり、歩いたり膝を曲げる時に症状の出ている症例をご紹介いたします。

タイトルにもあるように今回のテーマは鵞足(がそく)です。

鵞足とは膝内側にある筋腱の集合体のことで、縫工筋薄筋半腱様筋の3つの腱がまるでガチョウの足のように見えることからそう呼ばれています。

耳馴染みのない言葉ですが、実は鵞足が痛い膝痛の方は意外といらっしゃるのです。

そして写真のように痛い場所を1点で示すことができるというのも特徴です。

「鵞足」と調べると「鵞足炎」と出てきます。

医療機関では鵞足炎と診断を受けることもあると思います。

「炎」という名前がつくので「炎症」が病態として潜んでいるのではと考えてしまいますが、実は「鵞足炎」は「炎症」が病態ではないことがほとんどです。

どういうことか。

上の図の右側のように腱をめくると、そこには「滑液包(かつえきほう)」と呼ばれる小さな袋が存在しています。

滑液包は滑液と言われる潤滑油を含んだ袋のことで、摩擦が生じないように身体の各場所に多く存在するものです。

実は「鵞足炎」はこの滑液包と腱の間での滑走障害と言って、本来お互いに綺麗に滑るはずが、負荷がかかり過ぎた結果、引っ付いてしまう病態なのです。

上の図(左側)を見てもらうと分かると思いますが、腱が太ももから膝の下まで走る時にすごく遠回りしているように見えませんか?

こういった筋腱の走り方などの構造からも痛みを元々発しやすいということが理解できます。

そして膝を曲げたり歩いたりする時に腱と滑液包の間でツルツル滑ることができずに痛みが生じてしまうというわけです。

これまでにも鵞足炎と診断を受けた膝痛の方を多く見てきた経験からすると、仮に「炎症」が病態にあったとすると、施術をしてその場で痛みが軽減〜消失するなんてことはないはずです。

炎症が起こるような負荷を減らすことはできても、炎症自体はその場で消すことができないからです。

そして冒頭の症例さんですが、この方は膝を曲げた時の痛みは鵞足を丁寧に触り分けて原因となっている滑りの悪い部分を動かすような施術をするとその場で膝がスッキリ曲がるようになりました。

ただ、鵞足炎になるような膝には必ず他の関節からの影響があるので、股関節や鵞足以外の膝の硬さを取り除いて関節の形状に沿って膝関節が綺麗に動ける環境を作り上げる必要があるのです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次