昭和区の腰痛専門整体の、ぱく痛みとからだの研究所の朴です!
腰痛は誰でも一度は経験するほどありふれた症状ですが、その原因はかなり多岐に渡ります。
今回は「多裂筋」による痛みについて説明していこうと思います。
多裂筋(たれつきん)は背骨の際(きわ)に存在する筋肉です。

論文の情報では、「腰痛患者の80%に多裂筋の萎縮が見られた」と言われるほど腰痛を持っている方は筋肉が痩せ細ってしまう方が多いんです。


写真は腰痛患者のMRIの断面です。
左から右に行くほど重症なのですが、赤丸で囲っているのが多裂筋です。
右に行くほど筋肉内に白いのが沈着していると思いますが、これが脂肪です。
萎縮した多裂筋には脂肪変性が起きて、痛みが出やすい事に加えて筋肉の機能も落ちてしまいます。
また、他の論文では、「腰部多裂筋は、腰椎の生理的前弯位で最も活動性が高く、後弯位で最も低い。」とも言われています。
生理的な前弯とは均等に綺麗な曲線の反り腰のことで、後弯が腰が後に丸まることです。
つまり綺麗な反り腰であれば筋肉が上手く力を発揮できて、省エネで姿勢を保つ事ができます。
ただ腰痛の方の多くは、腰の中でも下側がすごく反ってしまい、上側の腰が上手く反れていなく後弯といって丸くなっているケースをよく経験します。(赤い囲い:上側の腰 黄色い囲い:下側の腰)

多裂筋は腰椎の関節に直接引っ付くものが一部あるので、腰の関節に負担が掛かりすぎると多裂筋が防御反応として硬くなって常に張った状態になってしまいます。
実際、この多裂筋の痛みが原因の方は先にも述べた様に下側の腰椎に付く多裂筋を押さえると痛がる事がほとんです。
つまり、綺麗な反り腰(前弯)が保持されず、下の腰椎ばかりにずっと反る様なストレスが加わる事が多裂筋の痛みを発する要因のほとんどなんです。
ではなぜそうなるのでしょうか?
これは様々なケースや原因があり、全てをお伝えする事が難しいのですが、
例えば、胸郭と言われる様な背中周りが硬いために巻き肩になってしまっている姿勢の方!
こう言う方は背中が丸い分、どこかで背骨を起こそうと代償するのですが、その代償する場所が腰の下側なのです。
これは腰の中でも元々下側の動きが大きので、姿勢を代償する時に都合よく使われてしまう場所になります。
最初にお話ししました様に、腰痛を抱えてる方は多裂筋が脂肪変性している場合が多いので、もちろん多裂筋自体の治療も必要になってきますし、その過程で脂肪変性も改善します。
それだけに終わらず、そこが痛くなってしまった原因を深掘りして治療を段階的に進めていかないと慢性的な症状がいつまで経っても改善されません!
このブログを読んで、自分の症状もこれかな?と思ったら、一度お気軽にご相談くださいね!
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